1億円の重さを体験してみた!

よっちゃん

精神科医の野又美乃です。
みんなからはよっちゃんと呼ばれています。

3万人の臨床経験があり、メンタルも資産も安定するメソッド
「心の扉全開アカデミー」を主宰しています。

今日は1億円をおもちゃの一つのように楽しんで持ちあげている子どもを見て「大人はなぜ「お金」を特別視してしまうんだろう?」と考えたので、まとめてみました。
みなさんはどうですか?

9月1日は学校が始まったばかりで、午前授業でした。

午後から時間がとれるとのことで、子どもと一緒に国立印刷局の工場へ行ってきました。

ここは、実際にお札を印刷しているところです。

子どもにとっても面白い体験になるだろうと思って行ったのですが、実際に見てみると、私もとても興味深い体験ができました。

というのも、私が普段講座でお伝えしている、

「お金そのもの」と「私たちがお金にくっつけている意味」は、別のもの

ということが、ものすごく分かりやすく目の前に現れていたのと、目の前の子どもは無邪気にそれを体感していたからです。

目次

子どもが楽しそうに持ちあげた1億円

見学では、「1億円の重さ」を実際に体験できるコーナーがありました。

私も持ってみました。

持った瞬間に思ったのは、

「1億円のかたまりって、物理的には意外と軽いんだな」

ということでした。

もちろん、だから1億円の価値が軽いという話ではありません。

普段、1億円の塊を現金で持ったことはなかったので、新鮮でした。

面白かったのは、子どもの反応です。

子どもは「1億円」という数字に構える様子もなく、ごく普通に楽しそうに持ち上げていました。

目の前に面白そうなものがある。だから触ってみる。

「こんな感じなんだ」と楽しむ。

とても自然なんです。

大人になると、「1億円」と聞いただけで、いろいろなものが頭に浮かびます。

みなさんはどうですか?

「大金」

「簡単には手に入らない」

「これだけあったら安心できそう」

「これを稼いだり手にするのは責任が伴う」

「怖い」

でも、子どもはそんなことを考えている様子もなく、普通に1億円を持って楽しんでいる。

その姿を見て、

子どもの頃に、こうやってお金を身近なものとして体験しておくことって、すごくいいな

と思いました。

工場で大量のお札を見ていると、お金はとても「普通」だった

そして、私が特に興味深かったのは工場の中です。

残念ながら工場内部は撮影できなかったので、写真はありません。

そこでは、まだ一枚ずつに切り離される前のお札が、何枚もつながった状態で印刷されていました。

たくさんのお札がつくられている。

それを運ぶ。

重ねる。

数える。

また次のお札がつくられていく。

そんな光景をずっと見ていました。

すると、本当にシンプルに、

「そうだよね。お金って、本来こういうものなんだよね」

と思ったんです。

そこにあったお金は、ものすごく特別なものとして扱われているわけではありません。

お札というものが印刷されて、運ばれて、重ねられて、数えられている。

そして世の中へ出ていく。

当たり前のことなのですが、実際に大量のお札がつくられているところを見ると、それがとても分かりやすいんです。

【写真:大量のお札が背景になっている写真】

お金は、本来はツールです。

文字を書くために鉛筆を使う。

遠くへ行くために車や電車を使う。

それと同じように、お金も何かを実現するために使うものです。

欲しいものを手に入れる。

行きたいところへ行く。

誰かに仕事をお願いする。

子どもに経験をさせる。

自分の時間をつくる。

やってみたかったことに挑戦する。

そのために使う一つのツールです。

では、なぜ私たちはお金をこんなに特別視するのでしょう?

ここが、私が普段講座でも扱っているところです。

私たちは、大人になるまでにお金とさまざまな経験をしています。

働いてお金を得る。

努力して稼ぐ。

ときには、嫌なことも我慢する。

疲れていても仕事へ行く。

子どもの学費のために貯める。

家族のために働く。

将来困らないように資産をつくる。

そうやって長い時間をかけてお金と付き合っているうちに、いつの間にか「お金」というものに、いろいろな意味がくっついていくことがあります。

「我慢して得るもの」

「努力しなければ手に入らないもの」

「簡単に減らしてはいけないもの」

「家族を守ってくれるもの」

「将来の安心」

「自由」

「成功の証」

場合によっては、

「自分の価値」

まで、お金と結びついていることがあります。

すると、本来は自分が使うためのツールだったお金が、いつの間にかものすごく大きな存在になっていきます。

お金が、自分より「上」になっていませんか?

お金にいろいろな意味がくっついていくと、少しずつ関係が逆転していきます。

本来は、自分が望む人生をつくるためにお金を使うはずだった。

ところが、

「お金のために我慢しなきゃ」

「お金のために働かなきゃ」

「子どもの学費のために、もっと貯めなきゃ」

「せっかく稼いだんだから、減らしたくない」

「もっと持っていなければ安心できない」

と、お金を中心に人生の選択をするようになる。

つまり、

自分がお金を使っているのではなく、お金によって自分の人生が決められている。

そんな状態になることがあります。

でも、国立印刷局で見たお金は、本当にシンプルでした。

印刷される。

運ばれる。

重ねられる。

数えられる。

またつくられる。

それを見ながら、

「本当に、お金そのものはツールなんだよね」

と、普段講座でお伝えしていることを、そのまま目の前で見ているようでした。

「お金を大切にする」と「お金を特別視する」は違う

もちろん、お金は大切です。

資産をつくることも大切です。

将来に備えることも必要です。

子どもの教育について考えることも大切です。

私は「お金なんて気にしなくていい」と言いたいわけではありません。

そうではなく、

「お金を大切にすること」と「お金を必要以上に特別視すること」は違う

ということです。

お金を大切にしながら、お金を自分より上には置かない。

お金のために自分の人生を決めるのではなく、

自分が望む人生をつくるために、お金を使う。

この順番です。

子どもが一番欲しがったのは「1万円札の扇子」

そして見学が終わったあと、売店にも寄りました。

そこで子どもが一番欲しがったのが、

1万円札がプリントされた扇子。

売店の方に聞くと、やっぱり子どもたちに一番人気なのだそうです。

実際、一緒に見学していた男の子も、その扇子を買っていました。

確かに、子どもから見たら面白いですよね。

大きな1万円札が、そのまま扇子になっている。

子どもは欲しがっていましたが、私は、

「これ、家では絶対使わないよね。一回使ったら飽きて終わりになりそう」

と思いました。

そこで、

「だったら食べられるものにしよう」

と、お札のおせんべいを買いました。

すると子どもは、そのおせんべいを普通に食べるのではなく、肖像の顔だけ残して、周りから食べて遊んでいました。

👆昭和の観光地によく売っていたおせんべいの味がして懐かしかったです(笑)

それもまた、すごく子どもらしいなと思いました。

1億円を持ってみる。

大量の印刷されたお札を見る。

1万円札の扇子を欲しがる。

最後は、お札のおせんべいで遊びながら食べる。

この日の子どもにとって、お金はとても身近な存在でした。

遠くからありがたがって距離をとって、眺めてるものではなく見て、触って、持って、楽しむもの。

こういう経験を子どもの頃にできることは、余計な意味づけやお金に対して重さや、距離を感じないので、とってもいいことだなと思いましたね。

私たちは、いつからお金にいろいろな意味をつけ始めるのでしょうか?

もちろん、国立印刷局へ一度行ったからといって、その子のお金に対する価値観が決まるわけではありません。

ただ、私は講座では、人がどのようにお金との関係をつくってきたのかを見ています。

子どもの頃に、お金についてどんな言葉を聞いていたのか。

今、お金についてどんな思い込みを持っているか?

身近な大人がお金をどう扱っていたのか。

欲しいものをお願いしたとき、どんな反応をされたのか。

大人になってから、どんな働き方をしてきたのか。

どれくらい努力してお金を得てきたのか。

どんな我慢をしてきたのか。

そうした経験が積み重なる中で、一人ひとりの「お金との関係」がつくられていきます。

だから、今十分な収入があったとしても、

「まだ足りない」

と感じることがあります。

資産があっても、

「減るのが怖い」

と感じることがあります。

本当はやってみたいことがあるのに、

「お金が減るから」

という理由で、自分に許可を出せないこともあります。

大切なのは、単純に「もっとお金を増やせば解決する」と考えることではありません。

自分がお金に何をくっつけて見ているのか。

そこを見ることです。

「お金に何をくっつけているのか」は、ワークで見ていきます

私の講座では、こうしたお金との関係を実際にワークで見ていきます。

お金を使おうとしたとき、何を感じるのか。

お金が減るとき、何が怖いのか。

もっと増やしたいと思ったとき、その先に何を求めているのか。

安心なのか。

自由なのか。

成功しているという感覚なのか。

家族を守れているという安心なのか。

それとも、

「これだけ持っている自分には価値がある」

という感覚なのか。

そうやって、

「私は、お金そのものに何をくっつけて見ているんだろう?」

ということを一つずつ見えるようにしていきます。

そして、そこで終わりではありません。

「では、なぜ私はこう感じるようになったんだろう?」

「いつから、この反応が当たり前になったんだろう?」

と、これまでの人生までつなげて見ていきます。

自分にとって当たり前になりすぎていることほど、自分では気づきにくいものです。

だからワークを使って、一つずつ見えるようにしていく。

そして、今の自分にはもう必要のない、お金にくっついている意味や反応を見直していきます。

ここを整理していくと、お金との関係は変わっていきます。

お金を使うことへの必要以上の怖さ。

「もっと持っていなければ」という焦り。

減ることへの強い不安。

お金と自分の価値を結びつけてしまう感覚。

そうしたものを一つずつ整理して、

お金を本来の「自分の人生のために使うツール」として扱える状態に戻していく。

これが、私が講座の中でやっていることの一つです。

お金のための人生ではなく、人生のためのお金

国立印刷局で大量のお札が印刷され、まだ1つ1つに切っていない大判の紙で、運ばれ、重ねられ、数えられている光景を見ながら、

「本当に、お金ってただのツールなんだよね

と改めて思いました。

お金を軽く扱う、という意味ではありません。

大切に扱う。

資産も育てる。

将来についても考える。

でも、

お金に、自分の安心も、成功も、自分の価値も、人生そのものまで背負わせなくていい。

お金を自分より上には置かない。

人生の主役は自分です。

そして、お金はその人生をつくるために使うものです。

だから、もしあなたが、

「十分頑張ってきたのに、お金の不安がなくならない」

「もっと増やさなければと思い続けてしまう」

「お金を使うときだけ、必要以上に怖くなる」

「ある程度持っているはずなのに、なぜか安心できない」

という感覚を持っているのであれば、

一度、

「私は、お金そのものに何をくっつけて見ているんだろう?」

と考えてみてください。

お金そのものを変えるのではなく、

自分とお金との関係を見直す。

そこが変わると、お金との付き合い方も変わっていきます。

お金のために人生があるのではなく、自分が望む人生のためにお金があるんですよね⭐

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よっちゃん

最後まで読んで頂きありがとうございました!
「お金大好き」だから「お金に愛される」
そんな子供になってほしいなら、まず
親である私たちが、そうなっていきたいですね😄


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