よっちゃん精神科医の野又美乃です。みんなからは、よっちゃんと呼ばれています。
３万人の臨床経験があり、自分の力で人生を飛躍させたいと考える方を対象に、「心の扉全開講座」を主宰しています。
「長男を、どうしても愛せない自分がいた」
この言葉にドキッとする人がいるかもしれません。
3人の男の子を育てるママ・AYAさんは、子どもとの関係に深く悩みながらも、自分を責め、誰よりも傷ついて苦しみの中にいました。
けれど講座との出会いが、彼女自身の心をほぐし、子どもとの関係をも変えていきました。
彼女が歩んだ変化のプロセスは、同じように子育てに悩む方への大きなヒントになるはずです。
動画で見たい方はこちら。
「長男だけがどうしても好きになれない」苦しみのスタート地点
よっちゃん今日は、「心の扉全開講座」の卒業生の、AYAさんに来てもらいました。
よろしくお願いします！
まずは自己紹介からお願いします。
3人の男の子のママで、オンラインサポートの仕事をしています。今日はよろしくお願いします。
よっちゃんよろしくお願いします。そもそも、この講座に入ったきっかけは？
もともと「自分ビジネス」を学んでいて、自分に何ができるのかわからなくて悩んでいました。
「親との関係を癒すと、本当にやりたいことが見えてくる」と聞いて、講座に興味を持ったのがひとつ。
もうひとつは、主人と母、そして長男との関係にすごく悩んでいたことです。
よっちゃん特に長男さんとの関係がつらかったと。
はい。正直、長男のことが“好きになれない”状態でした。怒ってばかりで、ごめんねって言葉すらかけられなくて…。
下の2人はかわいく思えるのに、長男だけがどうしてもダメで。自分でも本当に苦しかったです。
「このままじゃ、息子をアダルトチルドレンにしてしまう」
一番心配だったのは、長男がアダルトチルドレンになってしまうんじゃないかってこと。
このまま自分の怒りを浴び続けさせたら、将来人間関係に苦しむんじゃないかって…。
よっちゃん母として、ものすごく責任を感じていたんですね。
はい。「私が変わらないと」と思い、覚悟を決めて講座に入りました。
「本当に、ごめんね」涙の和解のきっかけは“リアル会”
よっちゃん実際、講座を受けてどんな変化がありましたか？
7年越しに、長男を「心から愛せる」ようになりました。
変化のきっかけは、リアル会に参加したことでした。
いろんな方がそれぞれの悩みに真剣に向き合っている姿を見て、「私もしっかり向き合わなきゃ」と心から思ったんです。
よっちゃんそのあと、実際に行動されたんですよね？
次の日、長男を公園に連れて行って、思いきって抱きしめて「本当にごめんね」って伝えました。
そしたら、ちょっと照れくさそうにしながらも「もういいよ」って言ってくれて。
よっちゃんそれを聞くだけで泣けてきます…
その日から、関係が少しずつ変わっていきました。
よっちゃんZoomで映りこんだお子さんと会話しているAYAさんの表情が本当に穏やかで、お子さんは嬉しそうに照れながら甘えていた。「まさかあの子があの長男くん？」って驚いたし、確かに関係が好転しているのを目撃してこころから感動しました。
最初はワークに拒否反応。でも変わったのは“思い込み”だった
よっちゃん最初の頃、講座のワークにはなかなか手をつけられなかったとか。
はい。正直、拒否反応が強くて…。
よっちゃん実際、変わってみてどうでしたか？
心の扉全開講座はどんな方におすすめ？
よっちゃん講師のよっちゃんの印象はどうでしたか？
最初は、誰も信頼できない状態だったので、実はよっちゃんの粗探しをしてました（笑）
よっちゃん※【よっちゃん解説】実はよくあります。こころの奥底で、誰も信頼できない、人間不信の状態だと、よっちゃんは自分の親とは違う、とわかっているつもりだけど、親にぶつけるはずの怒りや悲しみや、親の一言と結び付けて私に複雑な感情を抱いていたりするんですよ。そのことすべてが、講座生自身のこころの課題であり、わたしはただのダミーなんですよ。それが、ご自身でわかるようになると、切り離して見られるようになります。よっちゃんはなんも変わっていないのに、最初はトゲトゲした態度をされていても(笑)捉え方が変わると安心して、そのままを受け取ってもらえるようです。
でも、講座の終盤になるにつれて、自分が癒されて、自然と受け取れるようになってきて。「うわ、よっちゃん、めちゃ優しいやん！」って思えるようになりました。
よっちゃん最後に、この講座はどんな方におすすめだと思いますか？
私のように「子どもを愛せない」と苦しんでる方。誰にも言えない悩みだと思うけど、実はそういう人、たくさんいると思うんです。
あとは、人を頼れない人、完璧主義な人、自分を責めてしまう人…。
ぜひ早く受けてほしいと思います。
よっちゃんありがとうございます！
「愛せない自分」を責めて、本当は誰よりも傷ついていた。AYAさん自身も、とても大変な幼少期を過ごしてきた。だからこそ、わかる心の痛み、子供へ平等に愛情をかけたいのにかけられない苦しみ、
そんなAYAさんが、講座最後まであきらめることもなく、自分の心と向き合い、長男くんとの関係を再構築した姿に、胸を打たれました。
長男くんがAYAさん(母親)の弟たちと自分への対応の違いに対し、愛情を感じられず荒れてしまい、それでもAYAさんは長男を愛せずに余計に自責にかられるという悪循環にいたときもありました。その際は、話し合って実母(長男君にとって祖母)のところに預けて一緒に暮らさずに距離を取り、そんな時期も乗り越えてきました。
じつは一番傷ついていたAYAさん自身を癒したら、長男君のことも愛せるようになり、親子関係の絆を再構築中です。
長男くんのことが無かったら、AYAさんは過去の自分自身を癒すことや課題に向き合うこともなかったのです。長男君に感謝です。過去の私もまさにそうでしたが、子育ては、私達自身が未解決の問題を提示してくれ、そして自分を癒して、育てなおすチャンスに変えることができるんです(*^▽^*)
卒業後のAYAさんは、お仕事が忙しすぎるほどの売れっ子秘書さん。
育児で苦しんでいるママへ、そして“自分の心の声”をずっと我慢してきたすべての人へ
AYAさんの変化が、ひとつの希望になりますように(^▽^)/
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