一緒に住んだことのなかった父と大人になってから同居し反抗期をやり直しトラウマを解消!悩みがなくなって時間がたっぷりある平穏な毎日を過ごせるようになった卒業生の話

よっちゃん

精神科医の野又美乃です。みんなからはよっちゃんと呼ばれています。

3万人の臨床経験があり、能動的に自分の人生を飛躍させたいと考える方を対象に、「心の扉全開講座」を主宰しています。

本日は、自分と向き合いながら反抗期をやり直し、トラウマを解消して悩みがなくなった卒業生 マダム栄巳さん(そーちゃん)の卒業生インタビューです。

目次

道ひらき数秘術とヒプノセラピーのセラピストをしていますマダム栄巳(そーちゃん)です。

お金と心を豊かにするセッションをしています。


幼少期のトラウマがずっと取れなくて、対処をいろいろしてみたんだけど、それでも自分で重症度が高い自覚があって・・・

よっちゃん

重症度が高い自覚について、具体的に教えてもらっていいですか?

自分でビジネスをしようと思っていろいろやっているのに、自分自身が前に出られないとか、がんばりきることができない・遠慮するとか、“(私はもっと)やれるはずなのに”という心の声は聞こえているんだけど、

そういったジレンマに、すごくイライラして、私は絶対にこんなもんじゃない!残りの人生で、もっと変わりたい!という気持ちが強くて、よっちゃんの講座に飛び込みました!

よっちゃん

親との関係について、何か自覚していたことはありましたか?

恨み・つらみが多く、私がこうなったのは「あのせいだ」、「本当だったら、こうじゃなかったのに」、「親のようには生きたくない」とか、そういうふうにずっとがんばって親と戦っているイメージがあった。

よっちゃん

そーちゃんはもうお子さんも大きいし、(自分の)子育てはすごく順調にうまく関係が結べているのに、それでも自分の親との関係がここでもクローズアップしてくる感じで、残りの人生をどうにかしたいということで来てくださったんですよね!

今まで、リラックスがどういうことかわからなくて、マッサージなど、どこに行っても「重症ですね。」とか、「呼吸が浅いですね。」と言われて。

自分では「いいコンディションなんです。」と言っているのに、どこ行ってもそう言われて、リラックスという状態がわからなかったり、笑っているのに「笑っていない。」とか言われたり、「え、なんで?」という怒りが少しあった。

今ではそういうことはまったく言われず、「目がいいね」と言われたり、ゆっくり眠れるし、穏やか。

よっちゃん

講座内で気づきみたいなことがあったんですか?

講座内での気づきは、ワークをやっていくことによって、自分の知らなかった怒りや怒りの種類がわかった。
私は、ただ怒っているだけだと思っていたんだけど、こんなにいろいろな感情があって、怒りのなかに種類があることを知った。

つらかったけれど、それらと一つ一つ向き合うことによって、「“自分には何もない”と思っていたけれど、いろいろあるんだな。」ということを知ったこともすごくよかった。 「自分の中には、いっぱいあるんだ。」という満ち足りた感情をすごく感じるようになった。

よっちゃん

最初に感情のワーク(怒りのワーク)などをやるんだけど、やっぱりみんな親に対して漠然とした怒りでむかつくとか、恨むとか、それだけで片付けてしまうけれど、実は怒りにはすごく細かい感情があるというところをそーちゃんは意識して見ていって、それを自覚したってことね。

そういう細かい怒りの感情は、もう忘れちゃった?
どんな怒りがあったとか覚えている?

それが忘れちゃうんだよね。なんでなんだろう?

よっちゃん

やっぱり忘れちゃうよね。
解決してそこを通り越すと忘れちゃう。

「親が私を置いて出ていった。」とか、「私は捨てられた。」とか、自分の存在を認められない怒りはあった。

よっちゃん

その怒りとか悲しみと向き合うときは、つらいけどね。
つらいけれどそれと向き合っていくことで、体の凝りも取れてきて、癒されたんだね。

今まで親に対して閉じ込めていた恨みや悲しみ・憎しみの負の感情を、一つ一つ見ていくワークがあるんだけど、それをしたことで自然と肩こりもなくなったし、顔の表情も本当に穏やかになったよね。

ネガティブな感情ってやっぱり身を守るっていう意味もあるから、緊張で力が入ってしまって、その凝り固まった状態のままこれまでは寝ていた。

よっちゃん

そーちゃんが感情のワークをやった後に、描いた絵が自分にとってとても印象的だったという話を教えてほしい。

ワークで絵を描いてから、自分と向き合うときや感じたことなどを絵に描くようになって、それがすごく“自分らしいな”と思った。

魂に響くというか、(自分は絵を描くことが)好きなんだなということに対して、自分で自分を認められた。
そして、その絵を見ることによって癒しになった。

よっちゃん

イラストを描くワークがあるんだけど、それによってそーちゃんが、“自分が絵を描くことで自分が癒される”ということに気づいたってことね。
もともと絵で表現することが好きだったんだね。

文章でアウトプットしたりとか気づくのもそうだけど、絵で表現することで癒やしになるということだね。

でも、自分では、絵を描きたい、好きだったということは、忘れていたの。

「こんな幼稚な絵でいいのだろうか?」と思って、「だからやっちゃいけない」と自分で勝手に決めていた。
自分の体や心が緩んで、改めて自分の絵を見たときに、「私ってなんてかわいい絵を描くんだろう」、「すごいじゃない」と思えるようになった。

よっちゃん

今まで絵を描くことを子どもっぽいと思って、自分に許していなかったから、改めて“かわいいな”と自分の絵を見られるようになったのかな?

幼少期のトラウマがあることによって、自分はどこか欠けていると思っていたの。
何か足りないところがあると思っていて、他人に笑われたりとか、何か指摘をされると、「やっぱり私は、この家庭環境だったから、そう言われちゃうんだ。」と、それと親に対する怒りがイコールになってしまっていた。

よっちゃん

そういうふうに思ってしまう人も多いかもしれないね!
私も思い出しました!
私も過去は、そうだった。
自分が欠けていると思うんだよね。
「親の愛情がない、足りない。だからすべていろいろなものが欠けているんだろう…」とね。

それを個性だとは思えなかった。

よっちゃん

本当にそーちゃんは、すてきな絵を描くよね。
実際、精神科でも『絵画療法』など、絵を描くことで心の深い部分をみていく心理療法もいっぱいあるんですよ。

大人は言語化できるけれど、子どもは言語化がまだ難しいし、言っている意味がわからないこともあるから、小児の精神科の治療ってあまり言葉を使えないでしょ。
だから、『箱庭療法』と言って、砂の入った箱の中におもちゃをおいて、自分の心を表してもらったり、そういう治療法も実際にあるの。

だからこの講座でも、そういう心理療法で効果がでやすいものを取り入れているんだけど、そーちゃんは、ヒプノセラピーとかもともと感覚派の人だから、余計にそれがハマったんだと思うんですよね。
 
今は執着とかもなくなって、不満がなくなったそーちゃんだけど、最初は、どうだったのかな?
そのお話を教えてもらっていいですか。

以前の私は、愛されたい欲求が強く、でもそれを素直にだすことが怖かった。
もし拒否されたら嫌だから、相手を過度に気遣っていた。
私に関心を向けさせるためにいい人のふりをするということをずっとしていたんだなと思う。

だから、ある意味うっとうしい人だった。それが特にでていたのは、子どもに対してだった。
「お母さんがやってあげるよ」みたいな、押し売り的なところがあったけれど、それをしなくてもいいということに気がついた。

他人に対しても、距離を取ることによってその人を尊重する。
そして、それが自分を尊重することにもなるということがすごく大切で、自分を守ることでもあるし、自分を楽にすることだというのがわかった。

だから、みんなそれぞれの個性があっていいんだなと思えるようになった。

よっちゃん

それはいつの間にか自然とそういう風になっていたの?
そもそも何か大きなきっかけがあったの?

ちょうど講座に入るくらいのときに父と同居することになったの。
父は、私がこどもの頃一緒に住んだことがなくて、この歳になって父と同居することになって、講座中に怒りの感情などネガティブな感情と向き合っていたから、直接父にぶつけてしまうことがあって。

父にぶつけてしまうことがよくあったんだけど、父がそれを受け止めてくれると言ってくれていたから、ガンガンぶつけていた。

よっちゃん

ぶつけ方があるんだよね。
それをそーちゃんは、ちゃんと押さえていたんだよね。
(他の受講生の)みんながこれを聞いて、例えば、“子どもの頃の怒りの感情を自分の親に、そのままぶつけていいのか!(やってみよう!)”と勘違いされちゃうとまずいから言っておくけど、
それをやったらただの喧嘩になっちゃうんだけど、そーちゃんの場合は、違うよね。
わきまえてやっていたよね。

そう!父に「こういうワークをやっていて、怒りや感情をぶつけてしまうこともあるかもしれないけれど、そういった感情を今は出させて欲しい。
受け止めきれなかったら“嫌だ”と言ってくれればいいから。
私の方がおかしいと思うときは言ってもいいし、怒ってもいい。」という説明や話し合いをしていた。

よっちゃん

そーちゃんは、子どもの頃にお父さんがあまり家に帰って来なくて寂しい思いをしていて、そんなお父さんとこの講座に入るくらいのときに同居することになって、

そのときに怒りのワークをちょうどやっていて、それをお父さんに伝えたいと思って事前にお父さんに、「私は、あのときに寂しい思いをしたんだ。」と伝えたんだよね。

それを実際にお父さんも全面的に受け入れてくれたんだよね。
「本当に申し訳なかった。ケンカする気はない。」と。

立派なお父さんだよね。
歳をとってから自分が若い頃に子どもにしたことを指摘されたときに、素直に謝れるお父さんもすばらしかったし、そういうふうにもっていったそーちゃんも、とてもすばらしいと思うんですよ!
そこで感情的にぶつかるのが多くのパターンなので。

それができたのは、自分の子どもは自分がしてもらいたかったことをがんばってやって育てて、実験をしたように育てたの。
そうしたらちゃんと希望をもって自分の道を進める子に育った孫を見て、納得してくれた。

「(自分のように愛されずに育ったと思いながら大人になった場合と、孫のように親の全力の愛情をたくさん受けて育った場合の)その違いがわかる?」と説明もした。

よっちゃん

そこもちゃんと説明したわけね!

皆さんこれが大事!
この段階があったから、多分そーちゃんの熱意がお父さんに伝わったんだと思うね。

お父さんを決して責めてないわけですね。
そーちゃんは、親を責める言い方はまったくしていなくて、それでお父さんからの愛を獲得できた。

そう!「私が(この状態を)治したいから、そのための協力をして欲しい!」とお願いしました。

「私は、おかしいと思う。」と父に言って、「そこをどうしても治したいから。」と。
父も私のことをおかしいと思っていたみたい。

よっちゃん

お父様は、そーちゃんのどういうところをおかしいと思っていたの?

「過度に感情的に怒る」と言っていました。

よっちゃん

細かいことで感情が爆発しちゃうとかそういうこと?

そう。父との向き合いに対してもそうだし、過度に不安があったり、過剰に怒りを爆発させたり、そのことに対して、自分で行動を変えて辞めるということもできるのに、それができない。
子どものように縮こまっちゃう。

父は私のことを「ちゃんと普段はまともなのに、ある現象になると少し幼稚になるところがあると思う。」と言っていて、私も自覚していて、「そこをやっぱり治したい」と伝えて、協力をしてほしいとお願いをしました。

よっちゃん

すばらしい!
お父さんもそーちゃんをすごく見てくれていたし、一緒に生活するようになって多分余計に観察して、愛情をもって、
「ここがちょっとおかしいな?
これだけ子育てをちゃんとがんばっているのに、なんでこの子は自分のこういうところだけ急に怒ったり萎縮しちゃうんだろう?」って思っていたんだろうね。

お父さんがそういうふうに謝ってくれたりとか、(感動的なことが)いろいろあったよね!!

短期間に思春期をやり直せた!
反抗期のように、父親と喧嘩をするときには、父も私に言い返してきたりとかして、振り返ると“段階を経て成長する”のだなと思う。
今は本当に穏やか。

よっちゃん

おもしろいよね!
この講座期間中の半年で、全部もう1回やり直しができて、しかも自分で分析までできて、そのすべてがこの今のそーちゃんの明るいいい表情に表れているよね!

振り返ってみると、この短期間の反抗期・思春期をやれた期間がすごく楽しかった!!

よっちゃん

本当に楽しそうだった!
そーちゃんはいつもニコニコしていて、「お父さんが、今こんな感じで^^」とか報告してくれたりして。
それを経て、本当に別人になったよね!

今回私がすばらしいなと思ったのは、そーちゃんの変化もすばらしいけれど、お父様がすごいなと思ったんですよ。
そーちゃんに対して、自分の過去の言動を謝罪して、歩み寄ってくれて。
それで一気にそーちゃんが満たされて、周りに波及していった感じがしますね。

満足だった点は、一つ一つのワークで感情に向き合い、書きだすことで客観視もできたし、自分でできる感情の扱い方(セルフケア)とかも教えていただいたりしてから、“そんなに人に頼らなくても私は生きていける”と思えるようになったことがよかったです。

よっちゃん

「今、悩みがなくて心が平穏すぎて困る」という、うれしい報告があったよね。
その状況がずっと続けばいいけれど人間だから、いろいろな段階があって今後もまた波立つことがあるのは当たり前だよね。

そうなったときに、そーちゃんはもうそこで不安を感じないというか、その対処の方法がわかるようになったということだよね。

あと、そーちゃんはこれから自分がセラピストとして対応していくお客様たちに対してその手法が使えるよね。

何か悩みごとがおきたときやトラブルがおきたときに、「こことここは私とあなたの問題だけど、ここから先は、あなたはもう関係ないよね」というように、線引きがわかるようになった。

物事のふるい分けができるようになったから、全部ひっくるめてわちゃわちゃしているのを全部受けることがお互いないんだなということがわかったのもよかった。

よっちゃん

それすごい大事!
なぜそれができるようになったかというと、親子関係で親との距離の取り方を学んだから、親との適度な距離感が結局は社会とか対人関係に反映しているから、それができるようになったということですね。

それがないと、今後たくさんのクライアントさんに対して、例えばクレームがきて“こんなに誠心誠意対応したのに、なぜこういうことがおこるのかな?”というときに、それが本当に改善すべき点なのか、この方の問題なのかというのを選り分けられるようになるよね。

冷静に見られるようになった。
感情に左右されることなく、冷静に判断して対処できるようになった。
そういう意味で本当に平穏。

私みたいにあきらめ癖があり、やりたいことがあるのに最後までやりきれないとか、心が満たされないとか、何に対しても過剰に反応してしまうとか、自分に自信がない、いつも不安を感じているとか、親子関係にトラウマがある人などに受講してもらいたいなと思います。

よっちゃん

本当に真摯に向き合い、すばらしい変化をみせてくれたそーちゃん!
ありがとうございました!!

その後の、進化しつづける現在のそーちゃんは、インスタライブでご覧ください!!

そーちゃんは、道ひらき数秘術とヒプノセラピーで活躍されているセラピストさんです!
自分や自分の過去・親子関係と真摯に向き合ってきたそーちゃんだからこそできるセッションをぜひ受けてみてくださいね^^
お問い合わせは、そーちゃんのfacebookまで。

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